*やさしい手仕事で迎える、新しい年のおせちレッスン*

手しごとで迎える、新しい年のおせちレッスン”
2024年の年末、
初めての「おせち料理レッスン」を開催しました♡

毎年、おせち作りの料理教室や自分のおせち作りを年末にしていましたが、年末にお持ち帰りのおせち講座を開催するのは、はじめてでした。生徒さんのご要望により、今回\はじめて/開催させていただきました。
そしてなんと…三段重を手作りで!
素材選びから、仕込み、盛りつけまで、
とことんこだわって、心を込めて仕上げました。
❀おせちって、どんな意味があるの?❀
おせち料理のはじまりは、
季節の節目(節句)に神様に感謝の気持ちを込めていただく「節供(せっく)」の料理です。
今では、新しい年を無事に迎えられたことへの感謝や
家族の健康・幸せへの願いを込めて作られるようになりました。
一品一品にも意味があるんです*
・黒豆…「まめに働き、健康に」
・田作り…「五穀豊穣」
・数の子…「子孫繁栄」
・伊達巻…「知恵がつきますように」
・昆布巻き…「よろこぶ(喜ぶ)」=縁起のよい語呂合わせ♪
そんな意味を知ると、作る時間も特別に感じられますね。
❁素材の味を、大切にしたおせち❁
レッスンでは、
市販のおせちとはひと味ちがう、「やさしくて本当においしい味」を知ってもらいたく。
材料にもとことんこだわりました。
・本みりんや国産調味料を使用し、自然でまろやかな味わいに
・黒豆はふっくら・つやつやに炊き上げて、程よい甘さに
・栗きんとんは、国産の栗とさつまいもで手作り。素材の甘みを生かして、自然な甘さに仕上げました

「おかわりが欲しいくらい!昆布巻きが美味しかったです」
「手作りのおせちで正月を迎えられるのが嬉しい」
「やさしい味で、いくらでも食べられそう!」
と、うれしい声をたくさんいただきました♪

❁作ったお料理をご紹介・・・♡❁
・昆布巻き:昆布を戻して具材を巻き、かんぴょうで結び、じっくり煮込んで味しみしみ◎
・伊達巻:フードプロセッサーでふんわりと仕上げて、焼きたてをくるっと巻きすで整えました
・栗きんとん・紅白なます・黒豆・田作り・えびのうま煮 などなど…
すべて手作り&無添加で、安心・おいしい仕上がりに

三段重に詰めたときの達成感は、格別でした。
❁ちょっとひと息、スパイスカレーランチ❁
レッスン中には、少し休憩タイムも。
レッスンは朝からの長丁場。お腹がすいてしまうので、前日に仕込んだスパイスから手作りのカレーをみんなでいただきました。

*手から伝わる、やさしい気持ち*
レッスンを終えて思ったのは、
「手作りのおせちには、作る人のやさしさがそのまま込められる」ということ。
素材の良さをいかし、
味を調えて、形を整えて…
そんな丁寧な手仕事が、おいしさにつながっているんだなぁと感じました。
おせちは、家族の一年の始まりを祝う大切な料理。
そんな一品一品を自分の手で作ることで、
年の終わりに、ちょっと静かで豊かな時間が生まれた気がします。
すべてを作り終えたときは、本当に圧巻!!!

みなさんと一緒に手作りのおせちを作ることができたこと、本当にうれしく、楽しかったです♡
*季節のうつろいを感じる、手作りの時間*
忙しい日々の中では忘れがちだけど、
こうして手を動かしながら、ゆっくりと時間をかけて、
「今この季節にしか味わえないものを大切にする」。
そんな豊かさを感じられるのが、
おせちづくりのいちばんの魅力なのかもしれません。
ご参加いただき、ありがとうございました。