料理の基本で差がつく!今さら聞けない「さしすせそ」って?

お料理の基本「さしすせそ」についてお話します。
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お料理の味付けについて
「さしすせそが基本だよ〜」
と聞いたこと、ありませんか?
でも…
「そもそも“さしすせそ”って何??」
「どうしてその順番なの?」
って、ちゃんと説明できる人ってなかなかいないですよね。
今回はそんな今さら聞けないけど、ちゃんと知っておきたい、知っておくと【今日より、明日料理上手になれる】
お料理の基本「さしすせそ」について、わかりやすくご紹介したいと思います。
♡ どんなときに「さしすせそ」を活用するの? ♡
調味の順番の「さしすせそ」は、煮物や炒め物を作るときに、味付けに使われる順番の目安です♩料理によっては、順番が変わったり、一緒に入れる例外もありますが、この基本を知っておくと、料理を作るときに役立ちます。
❁ さ → 砂糖(さとう)

お砂糖は、食材の中まで染み込むのに時間がかかります。なので、一番最初に入れて、しっかりと甘みをつけてあげましょう♪
❁ し → 塩(しお)

塩には素材の水分を引き出す力があるので、引き締める効果があり
早く入れすぎると食材が硬くなることも。(塩を使ったボディスクラブなども、引き締めの効果があるから、お塩を使うのです)。炊き込みご飯も味付けは、炊く直前に行いますよ。
煮物のときなどは、お塩を入れるのはお砂糖のあとがベストタイミングです!
❁ す → 酢(す)

お酢は長く加熱するとせっかくの酸味が飛んでしまいます。
なので、甘みや塩味をなじませてから、やさしく加えます♪
❁ せ → 醤油(しょうゆ)

「せ」は昔の言葉で「せうゆ(=しょうゆ)」のこと。
香りが飛びやすいので、料理の後半に入れてしょうゆの風味を引き立てるのがポイントです。煮物なども、2回に分けてお醤油を入れる場合もありますよ♪
❁ そ → 味噌(みそ)

お味噌も香りが命。
煮込みすぎると風味が飛んでしまうので、火を止める直前や止めてから入れるのがおすすめ♪「味噌は、煮えばな」と言って、沸騰直前のぐらっとなっている時が一番風味やいい香りが感じられ、お味噌を入れてからは味噌汁は沸騰させません。
♡ どうしてこの順番がいいの?
“さしすせそ”は、その特徴を活かして
一番美味しく仕上がる順番になっています♪
レシピを見て料理する時も、
ちょっとこの順番を意識するだけで…
\ いつものおかずがぐっと美味しくなるかも♡ /
♡ おわりに ♡
お料理の「さしすせそ」は、
昔からずっと大切にされてきたお料理の基本ルール*
でも「ルール=絶対」じゃないので、
食材や料理によってアレンジしていくのも楽しいですよね♪
まずはこの順番を知って、
おうちごはんがもっと美味しくなる第一歩にしてみてください。
みなこ