家庭での食中毒予防|知らないうちにやってない?今日からできる6つの工夫!

「昨日の作り置き、お弁当に入れても大丈夫かな?」

「このおかず、いつまで食べられるんだろう?」
「買ったお肉、冷蔵庫にそのまま入れてるけど…いいのかな?」

気温が上がっている今の季節、食中毒のリスクもぐっと高まります。
お店だけでなく、意外と、お家での食中毒って多いんです。
でも、ちょっとした意識と工夫で、大切な人の食卓を守ることができます。

今回は、毎日のキッチンで誰でもできる、食中毒予防のポイントを6つにまとめました。


1. 冷蔵庫に入れてるだけで安心してない?「保存方法」を見直そう

「賞味期限までまだあるし、だいじょうぶ!」と思って放置していませんか?
実は、開封後の保存方法こそが重要なんです。
特にパック入りの食材やお惣菜は、空気に触れると一気に傷みやすくなります。

→ ポイント:清潔な密閉容器に入れ替えて保存。すぐ食べないときは冷凍も活用しましょう。


2. 作り置きおかずは「熱々のまま容器へ」はNG!

忙しい日の味方・作り置き。でも、冷まし方を間違えると菌が増えやすい環境に。
「熱いうちに入れて、すぐ冷蔵庫に!」はダメ。

→ ポイント:バットなどに広げて素早く冷まし、しっかり冷めてから保存容器へ。
ふたをするのは冷めてから。中途半端な温度帯がいちばん菌が湧きやすいので、急冷が基本です♩


3. 「火は通ったかな?」より、「中まで加熱した?」を意識しよう

表面に焼き色がついても、中は半生…ということ、実はよくあります。
特に鶏肉やひき肉料理は要注意!

→ ポイント:中心温度75℃以上・1分以上が目安。竹串を刺してみて、肉汁が透明になるまで加熱を。心配な時は、包丁で切ってみたり、キッチンバサミで中を目で確認しましょう。


4. まな板と包丁、分けてますか?洗ってますか?

「ちょっとなら大丈夫」と思って、同じ包丁で野菜とお肉を切っていませんか?
実はそれが食中毒の入り口になっているかも。

→ ポイント:肉・魚用と野菜用で使い分けるのが理想。1つしかないときは、間にしっかり洗浄&熱湯消毒を。調理する順番は、野菜などを切ってから→魚・肉を切るようにしましょう。


5. スポンジ、いつ取り替えましたか?

意外と見落とされがちなのがキッチンのスポンジ。実は菌が繁殖しやすい場所のひとつです。
見た目がきれいでも、毎日使うからこそ清潔さを保ちたいところ。

→ ポイント:1日1回の熱湯消毒を習慣に。沸かしたお湯をかけるのでもOK!2〜3週間に1度の交換が理想。


6. やっぱり基本は「手洗い」!

見落としがちですが、手は毎日いろんなものを触っている菌の温床。
料理の前・途中・食事前後の手洗いが、いちばんの予防になります。

→ ポイント:石けんを使って30秒。手のひらだけでなく、指の間や爪の間までしっかり!


食中毒予防は、特別なことじゃなくて、「ちょっとしたこと」の積み重ね。

誰でもできるけれど、意識しないと見落としてしまうことも。

今日のキッチンから取り入れて、もっと安心・おいしい食卓を目指しましょう!

みなこ

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