秋のごちそうは白いご飯。新米をおいしく食べるための5つの秘訣♡
今日のテーマは【新米をおいしく食べるコツ】

秋になるとスーパーの棚にも「新米」の文字が並ぶようになります。
ふっくらつやつやに炊きあがったごはんを見ると、それだけでちょっと幸せな気持ちになります。
でも、せっかくの新米。
いつもと同じように炊くだけでは、そのおいしさを十分に引き出せないこともあります。
今回は、すぐ実践できる!台所で簡単にできる「新米をもっとおいしくする5つのコツ」をご紹介します。
ちょっとした工夫で、炊き上がりがぐんと変わりますよ。
1. お米をとぐときは「やさしく・すばやく」
新米は水分を多く含んでいるため、強くこすりすぎると粒が割れてしまいます。
最初のすすぎは、すぐに水を入れてすぐに捨てる。
その後は、指先でやさしくかき混ぜるようにして洗いましょう。
たった数分の作業ですが、炊き上がりのツヤや食感に差が出ます。
2. 水加減は「ほんの少し控えめ」に
新米は吸水力が高いため、古米と同じ水加減だと柔らかくなりすぎることも。
炊飯器の場合は、目盛りより2〜3ミリ程度少なめが目安です。
ほんの少し控えるだけで、粒の立ったちょうどよい炊き上がりになります。
3. 炊く前に「30分は浸水する」
お米の芯までしっかり水を吸わせるために、炊く前の浸水が大切です。
30分ほど水に浸けておくと、ふっくらとした炊き上がりに。
冷たい水を使うと、よりツヤのあるごはんになります。
4. 炊き上がったら「すぐにほぐす」
炊きたてのごはんは、すぐにしゃもじで底からふんわり混ぜましょう。
そのままにしておくと蒸気がこもって、べちゃっとした仕上がりになってしまいます。
余分な水分を飛ばして、粒が立ち上がるごはんに仕上げましょう。
5. おいしいごはんには「いい塩を」
新米の甘みを一番感じられるのは、塩むすびにしたときかも。
おかずよりも、シンプルな塩で味わうのがおすすめです。
お気に入りの天然塩を見つけて、おにぎりにしてみてください。
新米を炊くと、湯気の香りやお米のつや、一粒の甘みに「秋が来たな」と感じます。
特別な調味料や難しい技術は必要ありません。
ちょっとした心くばりだけで、いつものごはんがもっとおいしくなります。
台所から立ちのぼる炊きたてごはんの香りを楽しみながら、
今年の新米をじっくり味わってみましょう。
おうちごはんレッスン
【台所に立つのが楽しくなるおうちごはん】
https://teafleur.hp.peraichi.com/private-cooking-lesson

レッスンでは、お鍋で炊くごはんの炊き方を、お米のとぎ方からていねいにお伝えしています。
普段食べているお米でも、炊き方を変えるだけで「これって本当にいつもと同じお米なの?」とびっくりするぐらい、美味しく炊けるんです。
炊き上がる音や香りを楽しみながら、
ふだんのごはん時間をちょっと特別にしてみませんか?